今や多くの人が投資しているFX。SNSや動画で様々な情報を調べて、これからFXを始めてみようと考えている人もいるのではないでしょうか。この記事では「FXの成り行き注文ってどんな注文方法なの？」「成り行き注文が危険って本当？」「成り行き注文のメリット・デメリットを教えて」についてそれぞれ解説していきます。この記事を読むことでFXの成り行き注文についてわかります。是非、最後まで読んでみてください。
FXの成り行き注文とは
成り行き注文とは、取引時に値段を指定しないで注文する方法です。売買の値段は注文をしたときに決まります。売り注文の場合は一番高い値段で買い注文している人と成立し、買い注文の場合は一番安く売り注文している人と成立します。指値注文よりも優先して売買が成立するため、スピーディに取引できます。
FXの成り行き注文が危険って本当？
FXの成り行き注文が危険という噂ですが、時と場合によって危険になります。成り行き注文が危険となるタイミングを紹介します。
売買が激しい時は危険
売買が激しい時に成り行き注文すると、希望時の価格と大きく離れた価格で売買されることがあります。状況次第で大きな損失となるので注意が必要です。特に政策金利や国内総生産などの経済指標を発表した時は、急な値動き変動が発生しやすくなるので、このタイミングでの成り行き注文は避けましょう。また、売買が激しい時はスプレッド幅も広がりやすく、思わぬコストに繋がるので注意しましょう。
取引が少ない時は危険
取引者が少ないタイミングでは、流動性が低くなりスプレッド幅が広くなります。そのため、必要以上にコストが掛かるのでこのタイミングでの成り行き注文は避けましょう。取引が少ないタイミングは、日本時間の早朝や、クリスマスや年末年始になります。また、アメリカの祝日も取引が少なくなりがちなので注意が必要です。
成り行き注文のメリット・デメリットとは
成り行き注文を利用するメリットとデメリットについて紹介します。
メリット
成り行き注文のメリットは「成約の高さ」と「素早い取引が可能」な所です。注文したタイミングで成立する価格で売買されるため、基本的に成約します。また、成約までのスピードが速く、注文とほぼ同時に取引出来ます。特に値段などを指定せずに、注文ボタンを押すだけのシンプルな注文方法になるので初心者でも利用しやすい取引方法になります。
デメリット
成り行き注文のデメリットは「スリッページが発生することがある」「チャートを見続けないといけない」点です。スリッページとは先述した通り、売買が激しい時などに注文時に予想と異なる値段で約定する可能性があることです。
また、成り行き注文する場合は、チャンスを見逃さないためにチャートを見続けなくてはいけません。チャートを見続けることから「これから上がるかも」などと感情的になってしまい、冷静にトレードできないこともあるので注意が必要です。
まとめ
今回は、FXの成り行き注文の危険性やメリット・デメリットについて解説しました。注文の成約が高いことや注文から成約まで早いメリットがある成り行き注文。売買が激しい時などは予想と異なる値段で成約することがあるため、注意が必要です。特に経済指標が発表された直後は値動きが激しくなりやすいので、成り行き注文しないよう気を付けましょう。注文を押すだけのシンプル操作なので、初心者の内は成り行き注文を利用することをオススメします。mugi-rufi.com/で紹介さ入れているYoutuberで休憩をしながら、FXの練習や勉強が出来たらいいですね。
